大女優の山田五十鈴さん（95）がお亡くなりになりました
死因はテレビの報道によると多臓器不全だそうです。
山田五十鈴さんは1930年に日活に入社して、
デビュー作の『剣を越えて』以来数々の映画や
ドラマ・舞台などで活躍してきました。
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お年を召してからも精力的に女優として活躍していらっしゃいましたが、
2002年頃から度々体調を崩されるようになり、
治療に専念するために公には姿を見せなくなっていました。
2009年には女優復帰を目指してリハビリなどに
励んでいたと伝えられていましたが、
それは叶わず、9日に95歳という年齢で死去されました。
年齢が年齢だけに仕方のないことですが残念です。
山田五十鈴さんの代表作は、
有吉佐和子原作の「香華」という舞台で、
ナント上演回数が800回以上を記録していました。
山田五十鈴さんが出演した比較的最近の作品としては、
・樅ノ木は残った（1990年）
・鬼平犯科帳 第2シリーズ第2話「むかしの女」（1990年）
・怒る男・笑う女（1999年）
・マッチポイント!（2000年）
・暴れん坊将軍 800回新春スペシャル（2001年）
などがあります。
ちなみに、山田五十鈴さんが最後に出演されたテレ番組は、
2002年に放送された『芸能花舞台』です。
山田五十鈴さんはその活動が評価され、
何度も文化勲章などを受賞しています。
受賞歴一覧：
・1955年：「たけくらべ」でブルーリボン賞・助演女優賞受賞
・1956年：「母子像」でブルーリボン賞・主演女優賞、
毎日映画コンクール・主演女優賞受賞
・1956年：「猫と庄造と二人のをんな」と「流れる」でキネマ旬報女優賞受賞
・1957年：「蜘蛛巣城」と「どん底」「下町」でキネマ旬報女優賞受賞
・1958年：「蜘蛛巣城」で芸術選奨受賞
・1963年：「香華」と「丼池」「明智光秀」でテアトロン賞 受賞
・1974年：「たぬき」で芸術祭大賞受賞
・1977年：「愛染め高尾」で芸術祭大賞受賞
・1982年：「たぬき 前・後編」で菊田一夫演劇賞大賞受賞
・1983年：「太夫さん」で芸術祭大賞受賞
・1984年：「太夫さん」で芸術選奨受賞
・1993年：文化功労者受賞
・2000年：文化勲章受賞
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